Tuesday, May 29, 2007

5月27日 千葉県飯岡港 幸丸 シリヤケイカ狙い
天候晴れ 東北東の風凪 中潮 潮温19.2℃
千葉県飯岡港沖で、何年かに一度大発生するシリヤケイカが好漁との情報をキャッチ。仲間と計5人で爆釣に期待しつつ幸丸さんより出船してきました。

連日爆釣の知らせを聞いて幸丸に集まった釣り人は総勢50人。船は2隻出しの大盛況で、飯岡港どの船も大入りの様子。前日まで吹いていた南西風の影響に若干の不安を抱きながら宿で仕掛けとなるスッテ3本を2セット購入し第8幸丸に乗船。21人を乗せ午前4時50分に舫いが解かれ、行程5分ほどの飯岡真沖のエビ根に向かいます。時化ると極端に乗りが悪くなるシリヤケイカですが、当日の海況はウネリの無い凪にやや濁り潮で条件は悪くなさそう。午前5時過ぎ船頭より「水深は10m。底付近に反応があるので誘ってみてください」とのアナウンスにより一斉に仕掛けを投入。直ぐに着底後根掛かりしないよう気を付けながら誘い始めると、早速グイーと引き込まれイカが乗った様子。軽く合わせを入れリールを巻き上げてくると、凄い量の墨を吐きながら500gほどの本命が姿を現し無事取り込みに成功。即投入を繰り返すとまた直ぐにズシッ!入れる度にズシッ、ズンズンと空振りのない入れ乗り状態が続き時折2杯がけ3杯がけの一家をまぜ足元の籠桶はあっという間に満杯。出船前の不安など一切感じさせない大爆乗りで釣友達も入れ乗りを満喫してる様子。

しかしこのシリヤケイカ、何処に格納してるかってぐらいとてつもない量の墨を容赦なく噴射するお陰で、顔面から足元まで洗礼を何度も浴び全身真っ黒になってしまいました(笑)

:結果、シリヤケイカ約150杯。沖上がりの12時までで外道は無し。

Monday, May 14, 2007

5月13日 千葉県大原港長栄丸 イサキ狙い
天候曇時々晴れ 南西23m大時化 中潮 水温18.1℃
千葉県大原沖の良型イサキを釣りに昨年にもお世話になった長栄丸さんより出船してきました。天気予報で千葉県は、南西強風とのことでしたのでその風には強い場所へと思い出かけたのですが・・・朝3時半に大原港に到着した際はまだ無風状態。受付を済まし皆が揃った4時30分に舫いが解かれ行程45分の太東寄り沖めのポイントへ向かいますが、道中追い風で気にならなかったウネリが沖に出るごとに段々高くなってる様子。場所に到着し船を風上に向けると10m以上の強風と立ってるのがやっとの2,3mくらいある大ウネリで一抹の不安が頭をよぎります。棚15mの指示が出たので船宿仕掛けハリス1.5号3本カラー針をセット後即投入し誘い始めますが、案の定魚からの応答はありません。船頭曰く、南西風で水温が前日より1.5℃低くイサキの反応はあっても活性が良くないとのこと。それでも釣友から分けてもらったバイオベイトなどを付け、手を変え品を変えやってるとポツポツですが型のいいイサキが竿を絞り込み、8匹の本命を釣り上げることに成功。

ツ抜けを目指して頑張りましたが、途中食いが悪いのと波高の影響で釣れた数の倍数くらいはバラシてしまう悪循環でペースを摑めず時間ばかりが過ぎ去る始末。更にも増して南西強風が暴風になり、時々襲ってくる5m近いウネリに危険と判断した船頭の指示で9時過ぎに早上がりとなり、道具を片付け逃げるように港へと向かいました。
(高いウネリで後ろの僚船が見えなくなる様子)
写真を撮るのもやっとでした(汗)
結果:イサキ30cm前後8匹、 アジ3匹、 花鯛1匹、 極小型真鯛リリース

Monday, May 7, 2007

5月5日 西伊豆戸田港たか丸 銭洲遠征 シマアジ五目
天候曇 南西6m 海況やや時化 大潮 潮温19,1℃

4日間の店休を利用して戸田港たか丸さんよりシマアジを狙いに、伊豆半島下田より南へ86km、いちばん近い伊豆諸島神津島から40kmにある絶海の弧礁、銭洲へ行ってきました。西伊豆の戸田港に到着したのは午前2時前。船頭、仲乗り、7人の釣り客達と挨拶を交わしジャンケンで釣り座を決めた2時30分乗船を開始。皆が道具のセッティングを終えた2時45分舫いが解かれ河岸払いし、行程約4時間の銭洲に向かいます。道中船内キャビンのベッドで仮眠を取ろうと思いライフジャケットを着用したまま横になりますが、低気圧の通過に伴い南西強風により波が高く、時より大きな振動が船を叩きなかなか寝付けません。ですがいつの間にかその状況にも慣れ眠ってしまい次に気が付くと、船はスローダウンしていて海域に到着した模様。準備をしてください、と船内アナウンスによりジャケットを着てキャビンから出ると、眼前に銭洲を象徴するネープルス岩礁群が飛び込んできました。いよいよ戦闘開始です。

まずはシマアジ狙いなのでステンカン100号にオキアミとアミを混ぜ合わせたコマセを詰め込み、50cm2,5mmのクッションゴム、市販の全長2mハリス8号上2本ウイリー下針はオキアミ餌をセットしてスタンバイは万全。棚20mの指示がでて投入した後、一旦23mまで降ろし竿を振ってコマセを出しながら20mで魚信を待ちます。早い手返しで投入を続けますが魚からのアタリがありません。

(近くを流していた僚船)

そこでウイリー仕掛を止め手製の8号2m、カラ針2本にオキアミを付け再度投入し指示棚に合わせ待っていると強烈なアタリの到来。魚の引きにあわせ竿で貯めながらリーリングし上がってきたのは、1,5k級良型のメジナ。その後早い手返しを心がけ同級のメジナを追釣、次には1,3kの石鯛と言うように入れ食い状態。14,5匹のメジナなどを手中に納めて一安心ですが本命シマアジからのアタリが無く少々不満です。
魚群の反応から船がずれた様で再度潮周りし今度は25mの指示棚。誘いを繰り返しながら周りを見ると、何やら船央にいる小学生に強震が襲っているようで竿が絞り込まれています。お父さんがアシストしつつ釣り上がったのは、何と船中第一号キロオーバーのシマアジ。子供さんのとても嬉しそうな笑顔が印象的でした。ここはチャンスと思い再度棚を取り直し誘っていると、メジナとは明らかに違うアタリの到来。断続的な強い引き込みからシマアジと確信。ラインを一定のテンションに保ちつつ、時折勢いよく突っ込む引きを竿で貯め慎重にかわしながらビシを回収。船頭さんの差し出すタモに無事納まったのは、1、5k級の本命シマアジでしてやったり!

同時に隣で竿を出していた同行者のO氏にも更に大きなアタリがあり、無事に3k級の本命をゲットして感無量の様子。2度目のアタリも直ぐに訪れましたがタモ入れに失敗しあえなくサヨウナラ・・3度目は無事取り込みに成功し、同級を追釣。その後はアタリが遠のいたのでやや深場に移動し、お土産の青鯛(30cm超級)を10匹ほど釣り沖上がり時間の午後1時を向かえたところで、納竿し銭洲を後にしました。

(釣れ上がった直後の青鯛です。あまりにも綺麗なので写真に収めました)

結果:シマアジ 1,5k級2匹、 メジナ(尾長と口太)1,5~2kくらい11匹 石鯛1,3k 1匹、青鯛30cm超級 10匹、メイチダイ1匹、鯖多数・・・