Friday, December 23, 2011

12月22日 今後の釣行&エリオロカンダイタリアーナの食材産地

12月22日 今後の釣行について
いつもエリオフィッシングブログをご覧いただきありがとうございます。今後の釣行について、自分の見解を申し上げたいと思います。今年3月11日の東日本を襲った大震災と福島第一原子力発電所の事故により以降の釣行は自粛、それと同時に海洋汚染の状況を千葉県千倉の水産関係者とともに追ってきました。現在は国が定める暫定基準値よりは低い値ですが、自分が日頃釣行していた海域のほとんど全ての魚種から、第3者機関のゲルマニウム半導体γ線測定器による計測にて放射能が検出されております。主に放射性セシウム134、137。その他の核種については詳細検査を実施していないので不明ですが、放射性銀110mを沢山取り込んだ貝なども発見されている。

20年近くに及ぶ毎週の沖釣り釣行にて、自分の釣った魚は出来る限りストレスを与えないよう〆を施し保存にも気を使い、頭の先から尻尾(骨は出汁)まで、なるべく余すところなく調理をしてお客様への提供をし、そして自分でも食べてきました。当然殺生している訳ですから全部きれいに食べてあげるのは当たり前だと思って接してきたつもりです。しかし、どの海産物のどこの部位に、どのくらい、どのタイプの放射能が入っているか不明という事実がある以上、不安を抱えながらの食材は料理して提供する訳にはいきません。人体にどのような影響を及ぼすか分からない段階で安全とは到底言えないですし、万が一皆様や自分の健康が近い将来害された場合取り返しのつかないことになってしまいます。大切なお客様への安全、安心をお約束するのが私達の仕事の基本ですから。

今後、釣ってきた魚を検査機関に出し約3日以上かけて計測してもらった結果、検出されました、では、魚を廃棄処分=無駄な殺生=汚染拡散の悪循環になり、仮に不検出でも鮮度は低下してしまうので釣り魚の意味がなくなります。来年以降、引き続き状況分かり次第このブログで公開していきますが、基本的には安全が確認されるまで本当に残念ですが釣行を控えたいと思います。また汚染の確認されない海域への遠征釣行はこの限りではありませんので、釣行した際にはアップいたします。

エリオ フィッシング ブログ管理人 味方泰宏


12月現在エリオロカンダにおいて使用しております食材の産地についての詳細をアップいたします。生産者や卸しの皆様には大変なお手数とご協力をいただき、この場を借りて心より感謝申し上げます。

(野菜)
トマト全般(高知県高岡郡日高村山崎様から直送)、レタス類、茄子(愛媛県松山篠原様より)、ルコラ(岡山県倉敷市藤原ファームさん)、ズッキーニ宮崎・ハーブ全般(福岡市の村岡様より直送)、玉葱(北海道北見)ジャガイモ(北海道日高)、アンディーブ(ベルギー)、赤&黄パプリカ(オランダ)、ブロッコリー(USA)、トレビスレタス鹿児島(村岡様より)

(フルーツ)
カシス、木イチゴなどはUSA、イチゴ(北福岡あまおう)
(魚貝)
魚(千葉県千倉スズ市水産大野様より)放射能測定を第3者機関にて実施していただき、不検出及び1Bq/kg以下の物のみ仕入れ。現在は伊豆諸島近海物が中心。1Bq/kgからの詳細データを確認いたしておりますのでご来店の際にはお気軽にお問い合わせください
メカジキ大西洋(輸入冷凍品)アサリ、ムール(熊本県天草 西口様より)、ツブ・ホタテ(北海道)、スカンピ(ニュージーランド)、来年より山口県萩港より直送魚を開始する予定です。

(肉類)
牛(熊本菊池からの直送赤毛牛 稲藁は北九州&熊本産使用 現地確認済)、豚(宮崎県霧島)、雛鳥(USA)、仔牛(オーストラリア)、鴨(フランス)、仔羊(ニュージーランド&オーストラリア産)

(乳製品)
牛乳(北海道美瑛100%)、生クリーム(北海道)、チーズ全般(イタリア)

(生パスタ)
小麦粉(USA、カナダ産100%)

また妊婦さんとお子様には、軟水のクリスタルガイザーペットボトルを無償でご提供いたしております。その他の詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。

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