Thursday, January 4, 2007

あけましておめでとうございます
Felice Anno Nuovo!

昨年末12月29日、営業終了後三浦半島剣崎江奈港 新徳丸さんよりお正月用の魚を調達しに行ってきました。当日は、南西の強風で出船が危ぶまれましたが出漁1時間前に北西風に変わり無事に河岸払い。結果イナダを23本、石鯛2匹で2006年の納竿に相応しい好釣果となり、素晴らしい海の恵みに心より感謝しつつ最終釣行を無事に締め括ることができました。

(上は新徳丸での釣果です)

2007年1月3日、南房総白間津港 松大丸さんよりの初釣りは鬼カサゴ狙いです。午前5時30分、北東の強風が吹く夜明け前、岸壁に船頭さんが到着し船のエンジンをかけ照明が灯されると同時に、乗船して釣座でセッティングを開始。皆の準備が整った6時5分前、第11松大丸は静かに岸を離れ、3mくらいのウネリを慎重な操船でかわしながら行程50分の白浜沖へ向かいます。突き刺さる寒さを我慢しつつ投入合図に備え、鬼カサゴの餌となる鯖を釣る為のフラッシャーサビキを道糸に連結。錘は150号。やがてエンジンがスローになり潮回りした後投入合図が出て水深140m、100m前後の反応に向け仕掛けを沈め実釣開始です。指示通りに80m付近よりサミングをしながら100m付近に差し掛かると早速仕掛けの落下が止められ鯖が喰った様子。そこから糸ふけを取り10m上ぐらいまで誘い上げてくると、さらに強烈のアタリにより多点掛けの予感。そこで電動リールのスイッチを押し巻き上げを開始。仕掛けを手繰ると7本針に5本のマサバが付いており1投目より幸先のいいスタートとなりました。その後も順調に釣れ続き、皆が餌を確保したのを船頭が見受けると移動の合図。今度は鬼退治にいざ出陣です!ハリス7号2m2本針の仕掛けに釣った鯖を切り身にして付け終えると第2ラウンドのポイントに到着。投入後水深128mで着底し50cmから1mの間隔で棚をこまめに取りアタリを待ちます。数投後、竿先が魚信を捉え軽くおじきし、その後やや強く竿先が引き込まれた瞬間、ゆっくり竿を立てると針掛かりした様子。リールの巻き上げにかかると、たまに引き込む鬼カサゴ特有の引き。やがて水面に姿を現したのは、1k弱の本命でしてやったり!船も根回りを流しているようでチャンスと思い直ぐに仕掛けを送り込むと、今度は棚を取った瞬間引っ手繰るような強烈のアタリの到来。何やら大物が喰ったようでドラグを調節し慎重なやり取りを始めます。途中何度も鯛みたいな3段引きを竿の弾力で交わし船べりに登場したのは、何と2,5kもありそうな立派な真鯛!?鬼釣りのゲストでメダイは良く見かけますが、外道で真鯛が釣れたのは初めてのことで、船頭も吃驚てました。ですが今年の初釣り、幸先のいいスタートをきることができとても良かったです。そしてお世話になった松大丸さんはとても清潔な大型船で、船長も優しく快適な釣行になったことを付け加えておきます。

鬼カサゴ釣りで、2,5kの真鯛をゲット

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