Monday, February 18, 2008

2月17日 千葉県太海港 長作丸 鯵、鯖後スルメ狙い
天候晴れ 北の風8m後凪 若潮 水温15℃ 

脂がのって美味しい鯖と季節外れに好調な勝浦沖のスルメを調達するため、久しぶりに太海港長作丸さんへ行ってきました。午前5時半に舫いが解かれ港を出ると、やや強めの北風が吹いていますが星空がとても綺麗で冬晴れの好天をうかがわせます。まずは黒ムツなどを狙うため、いつもの鴨川沖三枚根へ。海域に到着し魚短で反応を探しますが前日より2℃ほど下がった水温のためか魚影が見られず、他の僚船と共にしばらく散策することに。その後10分ほどでようやく船長より合図が出て底付近に向けフラッシャーサビキを投入すると、水深180m着底と同時にガタガタっと竿を叩くアタリの到来!追い食いをさせるため極スローで10m上までリールを巻き、十分に竿が引き込まれたところで電動で巻き上げ開始。道糸を手繰り寄せ取り込みにかかると本命黒ムツと40cm級の鯵、良い外道が鈴なりに針掛かりしており順調な滑り出しです。魚達を素早くクーラーに収め再投入しますが、反応が途切れたのか今度は魚信は無し。移動の合図と共に仕掛けを回収し、再度船を反応に乗せたところで投入をすると今度は単発で良い外道が上がりますが、次投では空振りとなり水温の変化に敏感な魚群が口を使わない様子。そこで桜井船長の判断により3枚根を諦めて一路勝浦沖へ船を向け走ること45分、漁場に到着し早速フラッシャーを投げ込むと水深150mで糸が吹け、待ってましたとばかりに魚からのラブコール。7本針パーフェクトで1k級大マサバと大鯵交じりで無事取り込みに成功します。幾度と続く入れ掛かりで50Lのクーラー2個分が満タンとなったので、18cmプラヅノに交換して同じ場所でスルメを狙うことにしました。鯖が多いので練習も兼ねて直結で挑もうと試みますが、若干ウネリが高いのと扱いに慣れてないせいで、せっかく多点掛けさせたスルメを取り込みの際にぽろぽろバラシてしまう始末。そこで自作のブランコ仕掛けにチェンジした後は、偶にサバが食いますが順調にスルメを釣り上げることが出来、45杯を数えたところで沖上がりの時間を向かえたので納竿して港へと向かいました。

結果:黒ムツ1匹、ウケグチメバル1匹、真鯵(ノド黒)12匹、良い外道10匹、ヤリイカ1杯、スルメ45杯、真鯖・ゴマ鯖多数。本日冬晴れの好天につきスルメは沖干しにしましたので、欲しい方はご来店の際お気軽に味方までご用命ください。
お知らせ
3月6日に発売の「料理王国4月号」で本日の模様が掲載されます。
取材のため同行していただいたスタッフの皆様お疲れ様でした。また桜井船長を始め、ご協力いただいた長作丸一同様、この場をかりて心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

真鯵のカルパッチォ 

(さっぱりした身に甘味が有りオリーブオイルとの相性は抜群です)

黒ムツなどはアクアコッタでご提供いたします

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