Monday, December 17, 2007

12月16日 千葉県江見吉浦港 渡辺丸 フラッシャー 太刀魚 アマダイ
天候晴れ 西のち北西の風12m やや時化 潮温18,5℃ 小潮

寒さが一段と厳しくなる中、防寒着に身を包み釣友2人と共に向かった先は、いつもお世話になっている千葉県江見吉浦港の渡辺丸さん。早朝はサビキで外道を、その後は好調な太刀魚とアマダイのリレー狙いとのこと。13人の準備が整った午前5時過ぎに舫いが解かれ一路鴨川沖三枚根へ。フラッシャーサビキをセットして待っていると、やがてエンジンがスローになり反応を見つけた様子。慎重に潮周りをし船長より合図が出ると、水深180m底付近の魚群に向け仕掛けを投入します。着底後底立ちを取ると直ぐにアタリの到来。追い食いをさせるためしばらく待っていると、やがて重量感たっぷりに竿が引き込まれ約10mほど手でリールを巻いたあと電動のスイッチON。途中何度もスプールが止まり多点掛けを期待してると、何と7本針に6匹の良い外道が鈴なりで登場!続く2,3投目も一家の連続で20匹以上を早くも手にします。が、4投目からは鯖が途中で仕掛けを止め底まで到達しません。船中お祭りだらけで釣りにならない状況を見ていた船長は太刀魚への移動を告げ、鴨川定置網脇の太刀魚船団に向け船を走らせることに。

仕掛けは潮が澄んでるようなので、ハリス5号2本針のシンプルなものを選択。漁場に到着し水深120m、底付近の反応とのことなので釣れた鯖を切り身で針に付け早速投入し、ゆっくり誘いながらシャクってくると105m付近でガツンッ!と太刀魚ならではの強烈なアタリが竿を引き込みました。そこでしっかりアワセを入れ電動で巻き上げてくると指3本サイズ、綺麗なサーベルの取り込みに成功。その後も120~110m辺りでシャクれば当るの入れ掛かりで計13本をクーラーBOXの中へ。食いが落ち着いた10時過ぎ、残りの1時間はアマダイを狙うとのことで吉浦真沖の95mダチへ。ハリス3号2,5m2本針仕掛けをセットしオキアミ餌を付け、黄色のFLビシにアミエビコマセを入れ実釣開始。底より1~1,5mにビシ棚を決め、竿を手持ちで誘うようにしアマダイからのコールを待ちます。隣で竿を出していた藤井さんにも一通りアドバイスして竿先に集中していると、まず沈黙を破ったのが彼女のロッド。突っ込む度合いからして良型の様子。ドラグを調節しながらやり取りをして水面を割って姿を現したのは、30cm級のキダイでまずは一安心。前半強風の極寒に耐え切れずキャビンで休んでいた彼女の目標は、アマダイを何としても釣り上げたく根性でラスト1時間に賭け挑むとの事。そして・・・ドラマは待っていました。何投目かあと、常に餌のオキアミが上から落ちてくるようなイメージで誘いを入れるようにと指示。と、その瞬間ゴンゴンと何やら魚信の到来。合わせを入れリールを巻くと重量感が竿先に伝わり時折強く引き込む様子からして本命の予感。ゆっくりやりなよ!と檄を飛ばし電動低速で巻き上げてくると、水中に黄色いビシが見え手繰り寄せた瞬間、目の前にポッカリと40cm級のアマダイが浮き、海の女神が微笑み見事本命をゲット!

船長より「最後の最後で・・・おめでとう!」の激励の言葉を貰い、本人曰く「感無量です」とのこと。ラッキーな彼女を尻目に、今度は私の番と気合を入れ直し誘いを入れ続けてると、コツン!と自竿に小さな魚信が訪れます。軽く合わせるとゴツゴツゴツと激しい引き込みが襲い、大型キダイかな?など思いつつ巻き上げ開始。途中何度も来る鯛特有の三段引きにキダイとは明らかに違う魚の予感・・・そして残り10、5、3m・・2m・・・自動巻上げが止まり手繰ってくると、ドッカーン!と目の前に、な、何と50cm級の大アマダイが浮上!釣友の差し出すタモに無事収まり最後の最後の最後で1,9k(検量後)をゲットしてしまいました。

これも船長のお陰です!ありがとうございました。

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